ドクターマーチン ドイツが生み出したワークブーツの逸品

ドクターマーチンといえばワークブーツを思い浮かべる人も多いでしょう、でもワークブーツ靴・ドクターマーチンの生い立ちを知る人は少ない。ワークブーツ靴の逸品を生み出したのは一人のドイツ人と第二次世界大戦です。ドクターマーチン・ワークブーツ靴の創業者であるクラウス・マーチンは医師として従軍。その際、アルプスを移動中に自分の足首に怪我をしたんですね。でも、当時のブーツ靴は質が悪く、とても医師が奨められるようなものではなかった。そこで「満足のゆくブーツ靴が無いなら作ってしまえ」とソフトな革と当時としては画期的なエアクッション入りのブーツ靴を自分用に考案したのがドクターマーチン・ワークブーツ靴の始まりです。いつでも新しいものは女性から流行するもので、エアクッションの利いたドクターマーチン・ワークブーツ靴は当初は中年以上のオバサン達が愛用して広まったそうな。以来、靴、それもブーツといえばドクターマーチンとして親しまれ、イギリスを生産工場として愛され続けましたが、2003年には欧州でのブーツ靴の生産を中国・タイに切り替え、新しい体制となって高品質で頑固なまでに製法に拘ったワークブーツ靴を作り続けています。プレミアムを狙うなら2003年以前の製造品。イギリス製造のドクターマーチン・ワークブーツ靴ならはいているだけで話題をとれます。

ドクターマーチン・ワークブーツ靴 とにかく逸品。

ドクターマーチン・ワークブーツ靴のトリビアをもうひとつ。なにせ戦後の物資不足の中での創業だったから、ブーツ靴底の原料はなんと廃品利用。しかも戦闘機のタイヤだったそうな。マーチンは廃品のタイヤを溶かし、ワークブーツ靴底の型に流し込みエアクッションを完成させた苦労人です。無論初期は品質にもバラつきはありましたが、それでも戦後の希望に燃えるドイツ人のお母ちゃん達には疲れ少なく歩き回れるワークブーツ靴、しかも革は柔らかいときているから人気が出ないはずがない。その後、ドクターマーチン・ワークブーツ靴は警察官や郵便配達、当たり前ですが工場で働くワーカー達に知られ爆発的人気となりワークブーツ靴といえばドクターマーチンという図式が完成。文字通り長く庶民の足元を支えてきたドクターマーチン・ワークブーツ靴だけに愛称も豊富。「Docブーツ」といえばドクターマーチンブーツ靴の事だし、イギリスでは「DM」だけでも通用するほどドクターマーチン・ブーツ靴の定着度は高いのです。

ドクターマーチンワークブーツに見る、長持ち手入れの方法。

ドクターマーチンのワークブーツ靴は、文字通り「働くブーツ靴」。だから休めない。戦後だから尚の事。本当にブーツ靴底が磨り減ってなくなるまで愛用されたし、そこまで持たせるノウハウもあるんです。まずはブーツ靴の革の手入れ。雨の多いドイツやイギリスが発祥だけに、今でもドクターマーチン・ワークブーツ靴の耐水性は高い。ただ、それに甘えていると当然に革は硬くなります。ワークブーツ靴としては硬い革でも足の保護にもなるのでいいのですが、ワークブーツ靴をファッションで履く現代人としては柔らかいに越したことは無い。で、お奨めなのが浸透性の高い植物性の油。ヤシ油でもキャノールでもOK。ワークブーツ靴の手入れは、油で拭くというよりも油を染み込ませた布で覆っておくという感じ。ちょっとビタビタ気味に油につけた布をかかとから足首の上にかけて貼って、半日ほど放置。油によるワークブーツ靴の変色もあるのでムラにならないように全体的にする事。これを3ヶ月に一回くらいすれば、ドクターマーチンのワークブーツ靴はいつまでも柔らかい革のまま楽しめます。

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